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第30回〜フォーム-オプションボタン1〜

 今回はラジオボタンの使い方です。と前回予告しましたが,実はVBAでの正式名称は「オプションボタン」といいます。

 オプションボタンとは,丸い穴をクリックするとちっさい黒丸が入ったり消えたりする,よくパソコン画面上で見かけるあれです。あれを自分で作ってしまおうというわけです。

 チェックをするような点ではチェックボックスとよく似ています。しかし,決定的に違うことがあります。それはチェックボックスでは一つのチェックボックスにチェックが入っているかいないかを判断するということに対して,オプションボタンは複数のボタンを一組のグループとして使用し,その複数の中のいずれか一つのものだけに黒丸が入るというようになります。

 昔のカーラジオは大きいボタンが何個も付いていてボタンを押して選曲していましたよね。(ちょっと古いか?)同時に二つ以上のボタンをおしても一つの放送局しか聞くことができませんでした。あれとおなじです。ラジオボタンと呼ぶ方が覚えやすいですよね。

 用途は,ボタンにしるしがある項目についてのみTrueとし,それ以外の項目はFalseとすし,場合分けをするといったように使います。
 具体的にはもう少し後の回で実際に現場の使用方法を例をあげてやりますので今回はこんなもんだという程度でやってみてください。

 前回に引き続きエクセルファイルを開いてユーザーフォームにオプションボタンをつくります。
 まずボタンを作る前に作っておかなければならないものがあります。先ほど,「一組のグループのなかから」といった特徴を説明しましたが,そのグループを先に作ります。
 グループはツールボックスのフレームというツールです。小さい字のXYZを□で囲ってあるアイコンがそれです。
 これをクリックし,ユーザーフォーム上にドラッグしてみてください。あとからこの中にボタンを作りますから,少し大きめにドラッグしておいて下さい。

 次にオプションボタンを作ります。つくりかたは普通のボタンと同じ方法です。ツールボックスに○の中に黒●(2重丸に見える)のようなアイコンがありますのでそれをクリックし,ユーザーフォーム上でドラックしてみてください。これを2つ作りましょう。
 下絵のようにオプションボタンができましたか?
 オプションボタンができたらこれをどのように利用するかが次の課題です。

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