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簡単!マクロ講座
第25回〜フォーム-テキストボックス〜
前回はユーザーフォーム上にラベルを作るところまでやりました。
今回はテキストボックスを作ります。
テキストボックスとはユーザーに文字を入力することを促すためのもので,テキストボックスに入力された文字はエクセルのセルに入れたり,変数を使っていろいろな処理をしたりできます。もちろんラベルと同じようにユーザーフォームを開いたときにある指定した文字を表示させるということも可能です。
それでは前回作成したエクセルファイルを開いて「Label1」というラベルが一つのっているフォームにテキストボックスを追加しましょう。
ユーザーフォーム上をクリックするとツールボックスが表示されますので,「ab|」と表示されているところをクリックし,次にユーザーフォーム上の好きな位置をドラッグしてみてください。
「TextBox1」という名前でテキストボックスができました。
ついでにボタン(コマンドボタン)も作ってみましょう。
コマンドボタンとは,処理の開始などの命令をコンピュータに教えてあげるためのコントロールのことです。ボタンをクリックしたときに発生するClickイベントに対応します。難しいようですが,クリックしたらなにか動くものと考えるとわかりやすいです。
もう一度ユーザーフォーム上をクリックしツールボックスを表示させ,ちょっと横長の「□」の絵(アイコン)をクリックします。アイコン上にマウスを移動させると,「コマンドボタン」と表示されるのでわかると思います。
その次に先ほどと同じようにユーザーフォーム上の好きな位置をドラッグするとコマンドボタン「CommandButton1」ができました。
ついでにコンボボックスも作ってみましょう。
コンボボックス(ComboBox)とは,テキストボックスコントロールとリストボックスコントロールを合わせたコントロールのことです。といっても,「リストボックスもやってないのにコンボボックスなんてわからない!」と言われるかもしれませんが,ユーザーフォーム上に配置するコントロールの中で3番目によく使うのがこのコンボボックスです。リストボックスはあまり使わなくても困りませんから気にしないでください。ちなみに,1番と2番はやっぱりラベルとボタンでしょう。
それではやってみます。
もう一度ユーザーフォーム上をクリックしツールボックスを表示させて,「ab|」の右隣のボタンをクリックします。アイコン上にマウスを移動させると,「コンボボックス」と表示されるのでわかると思います。
その次に先ほどと同じようにユーザーフォーム上の好きな位置をドラッグするとコンボボックス「ComboBox1」ができました。
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